子供の成長スピードに驚いている場合ではない。

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前回は、大人になったら、環境から受ける影響の大きさを自覚し、その上で自分の意志でそれを管理できるよう、努力することが大事だよね、ということを書きました。今日はその補足を少しだけ。

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子供を見ていると、肉体的にも精神的にも、凄まじいスピードでの成長ぶりに本当に驚かされます。

時期によっては、毎日できることやしゃべる言葉が増えていたりして、そのさまは感動的です。畏敬の念すら覚えるときがあります。

というか正直、ちょっと羨ましかったりもします(笑)

でも翻って考えるに、大人はなぜこのスピードで成長できないのでしょう?

色んな理由があると思いますが、ひとつは子供は積み上げてきたものが少ないからじゃないかと思います。

知識も経験もほとんどないため、日々触れる情報がすべて吸収される。

100の大きさの器があるとして、まだ1や2しか中に入っていないので、とりあえず中に入れていく以外にあり得ない。

それが外からは凄まじい成長に見えるわけですよね。

持っているものを母数として、入ってくるものを子数とすると、母数と子数の大きさにあまり差がないから、相対的に変化の量自体が大きく見える。

大人が子供に比べると、時に全く成長や変化しているように見えないのは、今まで蓄積してきた知識、経験、スキルが莫大なので、日々の変化の量は同じだとしても、母数が大きいため、はためには全く違いが分からない。

1歳の子供が、新しい単語を一つ覚えたら、周りが大喜びするぐらいの大進歩ですが、大人が英語の単語を一つぐらい新しく覚えても、誰も評価してくれない、みたいなことですね。

そもそも、人として積み重ねてきた量が違うので変化の見え方が相対的に変わるわけです。

で、何が言いたいのか、というとですね。

変化量は同じなのに、積み上げてきたものの差だけで、もし子供の成長が速く見えているのだとしたら、子供ってあっという間に成長するよねぇー、とか呑気に言ってたらいかんのじゃないか、と思うのです。

大人になったから、あんな風には成長できないよ、と諦めたらダメなんじゃないか、と思うのです。

なぜなら大人は自分の意志で変化をデザインできるから、です。

幸いなことに自分の周りには、子供のようにがんがん変化(本人が望む方向であればそれは成長と呼べますが)している人がたくさんいます。そういった人たちに共通する点の1つが、捨てることがとても上手ということ。

子供は器が空っぽなので、基本的には入れるだけでいいです。でも大人になったら捨てることを意識的に行わないと、どんどん動きが鈍くなっていきます。

惰性になっている時間、過去の成功体験、古くなってしまった知識やスキル、しがらみになっている人間関係・・・

慣れ親しんできたものを捨てるのは誰だって怖いです。

だけど、新しい何かを求めるなら、そのことを楽しめるぐらいにならないといけないと思います。

大丈夫。きっと新しい何かがまた入ってくるから。

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